



「なんだこの効率の悪い勉強法は...」
「この筆者は実際にこの方法で勉強したことがないんじゃないか...」


目次
なぜ映画は英語の勉強に適しているの?

映画での勉強で、英会話力、本当の意味でのリスニング力が向上する
英語の勉強と一口に言っても、英単語、文法、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングなど様々あります。
その中で、映画を使用した勉強で大きく伸ばせるのは、『英会話力』『リスニング力』です。
もちろん、英単語や文法、英語字幕を利用すればリーディングも学べますが、それらを伸ばしたいなら他に良い教材はたくさんありますので、映画が最適な教材とは言えません。
また、リスニングの中でもTOEICのリスニングのスコアを伸ばしたいというような人も、TOEICの公式問題集などで勉強した方が圧倒的に効率がいいので、映画が最適な教材とは言えないです。
ネイティブの自然な英語を聞き取れるようになりたいという人(そういう意味での本当のリスニング力を上げたいという人)にとっては、映画は最適と言えますね。
映画にもいろいろありますが、恋愛もの、学園もの、ファミリーもの、日常を舞台としている映画では、英語ネイティブがナチュラルスピードで普段使う言い回し・フレーズを話しているので、活きた英語をそのまま学ぶことができます。
映画でよく出てくる言い回し・フレーズは、実際の外国人との会話でも頻繁に出てきますので、それらをおぼえ、自分でも使いこなせるようになれば、間違いなく英会話力・リスニング力は上がります。
市販されている英語の勉強本に付属のCDやTOEICのリスニング音声などは、ネイティブのナチュラルスピード比べて遅く、何より文法的にも正確に(ほぼ間違いがないように)作られているので、それらで勉強してある程度 英語を聞き取れるようになったとしても、実際のネイティブとの会話では全く言っていることが分からないという人は多いと思います。
実際に英語ネイティブと話してみると、文法を崩して話すことは本当に多いですし、考えながら話している時などは途中で余計な単語が入ったり、言い直しなども頻繁にあるので、理解するのが格段に難しくなります(TOEICのリスニング音声などでは、失敗したら最初から録音し直していると思いますが、実際の会話ではそんなことはありません)。
スラングを含む、そういう活きた英語を学びたい、英会話力、本当の意味でのリスニング力を向上したいという人にとっては、映画は本当に最適な教材と言えます。
好きな映画であれば、面白いので英語の勉強が苦になりにくい、継続できる
英語の習得は一朝一夕でできるものではなく、やはり長期間の継続した勉強が必要になります。
英語を勉強したいと思って始めた人の多くが、つまらない・キツイといった理由で途中で挫折してしまうのですが、面白い映画を使用した勉強は その大きな障壁を部分的に取り除いてくれるため、勉強を継続しやすいと言えます。
これも、映画を使用した勉強の大きなメリットですね。
映画は映像があるので、その英語表現・フレーズを使う場面がイメージできる、記憶に定着しやすい
ネイティブが良く使う表現・言い回し・フレーズをおぼえ、自分も使いこなせるようになれば英会話力・リスニング力が劇的に向上しますが、おぼえる時に文字を見て、あるいは耳から聞いておぼえるというのに加えて、それらが使われているシーン・映像・背景も結び付けておぼえることができるので、より記憶に定着しやすくなります。
英語教材本などで表現・言い回し・フレーズを学ぶ場合には、細かいニュアンスなどまで理解することが難しいため、実際のネイティブとの会話で使ってみると「その使い方は少しおかしい」というようなことを言われることも多々あります。
たとえば、「その表現はかなりフォーマルな言い方なので、友達との会話ではあんまり使わないな...」というような感じです。
映画で活きた英語を それが使われているシーンと結び付けておぼえることで、そのような「間違えていないけど、ぎこちない or 不自然」なセリフを使うことも減らせますね。
映画を使った勉強はどんな人におすすめなの?
映画は、英語を勉強している人の全てに最適な教材という訳ではありませんが、以下のどれかに当てはまる人にとっては、おすすめの教材といえます。
- 英会話力、リスニング力を向上させたい人
- スラングを含む、ネイティブが話すかっこいい言い回しをおぼえ、自分でも使ってみたい人
- 英語の勉強が続かない人、楽しみながら英語の勉強を継続したい人
上記のどれにも当てはまらない人(英単語や文法を学びたい人、TOEICの点数を上げたい人など)は、もちろん映画でも勉強できなくはないのですが、他にもっと適した教材がありますので、そちらを選んだ方が良いと思います(たとえば、TOEICのリスニングを上げたい人は専用の対策本や公式問題集などで勉強した方が効率的です)。
映画を使ったおすすめの英語勉強法:これであなたの英会話力・リスニング力は必ず向上する
映画を使った英語の勉強は日常やビジネスでネイティブが使う英語の表現を学ぶのに最適な勉強法の一つと言えます。
ただ、いきなり好きな映画のDVDを買ってひたすら見るというのは、あまり効率的ではありません。
以下の1~4のステップで勉強をすすめると、効率も格段に良くなりますよ。

Step 1:まずは日本語字幕か日本語吹き替えで一度映画を観る
これは、全体の話の内容、映像を最初に頭に入れることが目的です。
少しは英語が聞き取れるという人は日本語字幕で観た方が良いと思いますが、まだ殆ど聞き取れないという方は 日本語吹き替えで見ても全然大丈夫です。
これを最初にやっておくと、Step2 で英文(および その日本語訳)を見た時に その英文を使っている場面がイメージできますので、勉強の効率が格段に上がります。
(最初に英語音声で映画を観た場合、Step2 で勉強している時に部分的に映画で使われているセリフをおぼえている可能性がでてきます。その場合、少し嬉しくて やる気が出ますので、部分的にでも英語が聞き取れるかもしれないと思う方は日本語字幕で観ることをおすすめします)
Step 2:名作映画完全セリフ音声集(スクリーンプレイ・シリーズ)を使って英語のセリフを理解する
英語のセリフを理解するにあたっては、まず、映画内で話されているセリフを確認する必要があります。
セリフを確認する方法として、英語字幕で観る、何度も聞いて自分でスクリプトを書き起こす、インターネットでスクリプトを探す...などが考えられますが、英語字幕や個人が作成したようなスクリプトは「正確ではない(話している文言と違う)」という問題が、自分でスクリプトを書き起こすのは「時間がかかりすぎる」「どうしても聞き取れないところが出てくる」という問題があります。
そこで、おすすめなのは、名作映画完全セリフ音声集(スクリーンプレイ・シリーズ)を使用した勉強法です。
名作映画完全セリフ音声集(スクリーンプレイ・シリーズ)は、映画に出てくるすべての英語のセリフを一言一句ほぼ完ぺきに再現し、日本語訳と合わせて1冊の本にまとめている書籍になります。
また、セリフ以外にも各シーンの説明の英文とその日本語訳が載っているので、仮に映画を観ていない、あるいはそのシーンを忘れてしまった人でも状況をイメージすることができます(セリフがどういうシチュエーションで使われているのかがイメージできるので、これがあるのとないのとでは教材として天と地のさが出てきます)。
以下は、名作映画完全セリフ音声集で、『プラダを着た悪魔』という映画の最初のシーンをまとめているページになりますが、このように、名作映画完全セリフ音声集で見開きで左側のページには英文を、右側のページには対応する日本語訳を載せています。
(スマホでは横スクロールができます。図の拡大はコチラ)
この最初のシーンを見ると、ヒロインのANDY(アンディ)の恋人のNATE(ネイト)が、一言「Good luck」と話しているだけなのですが、左のページを見るとかなり多くの英文が書いてあります。
Good luck 以外の英文は、映画のシーンを説明するための文章なのですが、これがあることによって、本を読むだけでそのシーンがイメージできる、映画を一度見た人はそのシーンをより鮮明に思い出せるので、このセリフがどういう状況で使われているのか(自分が使う場合にはどういう時に使えばよいのか)を、重要英語フレーズを学ぶと同時に理解することに役立ちます。
また、両ページの右端には、重要語句・表現の解説、そのシーンを理解するために必要な必要十分な情報を載せてくれていますので、自分のレベルに合った映画を選んでいる限りは、一文一文分からない単語を辞書で調べる必要もありません。
この点も、ストレスを感じずに楽しみながら気軽に英語を勉強したいという人にとっては 嬉しいつくりとなっていますね。
名作映画完全セリフ音声集(スクリーンプレイ・シリーズ)を使った勉強方法ですが、隙間時間などで、一文あるい一節ずつ 左のページの英文を読んで 右ページの訳を確認する(必要に応じて重要語句・表現の解説も読んで理解する)というように読み進めていくだけです。
細かいところは理解できなくても全然OKなので、映画を楽しむ感覚でどんどん進めていくのがいいです。
一冊の本を 2~3周 通して読んだら、概ねセリフを理解できると思います。
この Step 2 を飛ばして、2回目から英語字幕 あるいは 字幕なしで何度も観て勉強する... というのは全くおすすめしない
さて、映画を使った英語の勉強方法をインターネットで調べると、2回目からは英語字幕 あるいは 字幕なしで観る(聞き取れないところがあれば1シーンずつ一時停止しながら進める)ということをおすすめしている記事がでてきます。
これはまさに、管理人てぃーが一番最初に映画を使って英語の勉強をしたときにやった方法なのですが、自分の体験からこれは全くおすすめできません。
- 話している内容と字幕が異なることが多々ある
- 聞き取れない時は何度聞いても聞き取れずイライラする。一時停止 ⇒ ちょうどいいところに戻して再度聞くというのもストレスがたまる。その操作をしている時間が本当に無駄。
というのが大きな理由ですね。
ディクテーションは不要!! キツイので続かない
ディクテーションとは、英文を聞いて 聞こえた通りに英文をノートに書いていくという勉強法です。
聞き取れるまで何度も何度も聞いて、そのフレーズをノートに書くのですが、最後までどうしても聞き取れない箇所があった場合には、その部分は空白になります。
その状態で答え合わせ(映画の場合には、英語字幕を確認する or スクリプト本などで確認する)と、自分が聞き取れなかった箇所が認識できます。
これはリスニング力を上げるためには間違いなく効果があると思いますが、全くおすすめしません。
最大のデメリットは、この勉強法は「とにかくキツイ」ということで、映画を最後までこのやり方で進めるというのはかなり難しいと思います。
英語力を上げるのに継続して勉強するのは不可欠なので、この「キツイ」ので継続できない勉強法は絶対に採用してはいけません...
また、前節(2回目から英語字幕 あるいは 字幕なしで見る... というのは全くおすすめしない)でも記載した問題点が、このディクテーションにもそのまま当てはまります。
加えて、ディクテーションは集中して机に向かってやらないといけない勉強法のため 気軽にできないというのも大きなデメリットですね。
ディクテーションのデメリット
- 話している内容と字幕が異なることが多々ある(英語字幕で答え合わせをした時のデメリット)
- 聞き取れない時は何度聞いても聞き取れず、イライラする。一時停止 ⇒ ちょうどいいところに戻して再度聞くというのもストレスがたまる。その作業自体が本当に時間の無駄。
- 集中して机に向かってやる必要がある(英語の勉強は長く続けていく必要がありますので、ストレスを感じない、隙間時間に気軽にできる勉強法を採用するのが重要です)
管理人てぃーも一度試したことはありますが、すぐにやめてしまいました。
そして、その見切りは正解だったと思います。
Step 3:仕上げに字幕なしか英語字幕でもう一度映画を観る
映画では、名作映画完全セリフ音声集(スクリーンプレイ・シリーズ)で学習してきた(おぼえた、あるいは英文を見て意味が理解できるようになった)セリフがそのまま使われています。
字幕なし あるいは 英語字幕で映画を観てみてください。
英文を見て訳すのと、耳から音声を聞いて意味を理解するのとは全然違うので、完ぺきには全てのセリフを理解できないかもしれませんが、それでも名作映画完全セリフ音声集(スクリーンプレイ・シリーズ)を使用してコツコツ勉強してきた方なら、30 ~ 50%くらいは理解できると思います。
理解できなかったところを、名作映画完全セリフ音声集で復習して、再度映画を観るということを何度か繰り返せば、間違いなく 60%、70%・・・と理解度が上がっていくと思いますよ。
ただ、いくら面白い映画だったとしても、短期間で複数回観たら正直飽きて、それ以上見るのは苦痛になってくると思います。
普通、2回あるいは多くても3回が、同じ映画を楽しんで観れる限度ではないでしょうか?
そのため、このStep3では、1回、多くても2回観るというのにとどめておき、聞き取れていないところが多々あったとしても、Step4 「次の映画に進み、同じ方法で勉強する」に進むことをおすすめします。
次の映画、あるいは 次の次の映画で勉強をしている時に最初の映画をまた観たくなったら、その時に観ればいいのです。
飽きているのに勉強のため何度も何度も同じ映画を観るというのは、苦痛以外の何ものでもなく、勉強を継続するという観点からは悪ですので、やめましょう...
シャドーイングは不要... それよりも Step 4 に進む方が断然よい
映画を使用した勉強法で、何度も映画を観て、聞き取れるようになってきたらシャドーイングをするのがよいとおすすめしている人もいます。
シャドーイング(Shadowing)とは、テキストなどは見ない状態で、英語の音声を聞いた直後(0.5秒遅れくらい)に聞いた音声をそのまま繰り返して自分で発音するという勉強法になります。
たとえば、「When I was a high school student, ・・・」という音声を聞いたときに、「When I was」という音声を聞いた時くらいのタイミングで、自分も「When I was...」と発音します(はっきりと発音するのが望ましいのですが、周りに人がいる時などは独り言のようにボソボソと話しても効果はあります)。
自分が「When I was」と話している時も、聞いている音声はドンドン進んでいきますので、それも聞いていて、あとを追うように発音していく(影(Shadow)のようについていく)勉強法で、もともとは同時通訳者向けの訓練法として知られていましたが、リスニング・スピーキングの勉強になるということで、最近では一般の人の英語勉強法にも取り入れられるようになってきました。
管理人てぃーも、2~3年ほど、会社への行き帰りの電車で(片道1時間ほど)ブツブツとシャドーイングをしながら勉強していた時期がありました。
確かに少しは効果があったと思います。が、少しです...
それに時間を使うよりも、次の映画に進んで 新しい表現・言い回しをおぼえていった方が、英会話力・リスニング力の向上には間違いなく つながります。
また、ネイティブがよく使う表現・言い回しは、色々な映画で出てきます。
当然、同じ英文であっても、映画が異なれば使われているシーン、状況が異なりますので、複数の映画で確認していくことで、その表現・言い回しの使い方をより正確に理解することができます。
シャドーイングに時間を使わずに、Step 4 に進むことをおすすめします。
Step 4:次の映画に進み、Step 1~3 の方法で勉強する
楽しみながら英語の勉強を継続するという観点から、まだまだ聞き取れていない部分が多かったとしても、2~3回同じ映画を観て勉強したらドンドン次の映画に進むことをおすすめします(次の映画に進み、また、Step 1 ~ 3 を繰り返します)。
ドンドン次の映画に進めば、同じような表現・言い回しが違う映画でも出てきますので、その表現・言い回しの使う場面がイメージしやすくなる、記憶にも定着しやすくなります。
また、名作映画完全セリフ音声集(スクリーンプレイ・シリーズ)も増えていきますので、「勉強をした!」という充実感も出てきますよ(これも勉強を継続するという意味で重要ですね)。
自分の英語レベルに合った最適な映画を選ばないと、英会話力・リスニング力は上がらない

英語の勉強に適している映画、適していない映画
前章で、映画を使ったおすすめの映画勉強法をご説明しましたが、この、最も負担が少なく効率的な勉強を行うにあたっては、名作映画完全セリフ音声集(スクリーンプレイ・シリーズ)を使用する必要があります。
このため、必然的に、教材の候補となる映画は、名作映画完全セリフ音声集が販売されているものになります。
その中からどう選ぶかですが、当然どれでもいいわけではなく、日常で使う英語を学びたいという人は、やはり日常が舞台となっている映画を選ぶ方がいいです。
恋愛もの、学園もの、ファミリーもの、日常を舞台にしたコメディー映画などですね。
友人・同僚との日常英会話をできるようになりたいということに加えて、もう少しフォーマルなビジネス英語も学びたいという方は、職場がメインとなっているような映画を選ぶとよいと思います。
映画を使った勉強では、同じ映画を少なくとも 2~3回は観ることになりますので、使用する映画は上記のジャンルならどれでもよいというわけではなく、自分の一番好きなジャンル、口コミで面白いと評価の高い作品を選ぶ方がいいです。
一方で、自分がいくら好きなジャンルであっても、戦争ものや派手なアクション映画などは あまりおすすめできません。
これらのジャンルの映画は、一般的には日常で使える英語が少ない傾向にあるということと、どうしてもアクションに時間が多く割かれるため会話が少なく、英語の勉強という意味では映画を観ている時間がもったいないです。
あとは、古すぎる映画(白黒映像のものなど)も今では使われない表現が使われていることも多いので、できれば避けた方がいいですね。
勉強に使用する映画を選ぶポイントを整理すると以下となります。
- ジャンルは、恋愛もの、学園もの、ファミリーもの、日常を舞台にしたコメディー映画など
- 名作映画完全セリフ音声集が出ている映画から選ぶ
- 上記の中から自分の好きなジャンル、口コミで人気のある映画を選ぶ(複数回観る必要があるため)
- 戦争ものやアクション映画、古すぎる映画はダメ
以下では、実際に管理人てぃーが名作映画完全セリフ音声集および映画のDVDを購入して勉強したもののうち、特におすすめの映画を英語のレベル別にご紹介します。
英語初級者:おすすめ映画ランキング
TOEICの点数でいうと400~600点くらいの英語初級者の方におすすめな映画は以下となります。
初級者向けにご紹介している映画とは言え、当然ながらネイティブが普通に話しているので、やさしくはないです。
TOEIC900点くらいの人でも、リスニングに不安がある方は コチラの映画から始めることをおすすめします(ネイティブの話す活きた英語は、TOEICの限られた単語のみ使われる会話、文法的に100%正しい 正確な発音の英語のリスニングとは全く違います)。
一度映画を見ただけだとセリフがほとんど聞き取れないかもしれませんが、以下でご紹介している映画の1~2つを上記の方法で勉強すれば、確実にリスニング力が向上しますので、是非試してみてください。
スクール・オブ・ロック
【ストーリー】
いつまでたっても大人になりきれないデューイはロックを愛する熱い男。
生活費を稼ぐ必要に迫られた彼は、バイト気分で名門小学校の代用教員になる。
ところがある日、ひょんなことから生徒たちの音楽的才能を発見。
”授業”と偽って子供たちとロック・バンドを結成したデューイは、念願だったバンド・バトルへの出場を目指す!
引用:Amazon 商品説明より
【名作映画完全セリフ集の説明】
人生はROCKで学べ!全米NO.1教師のオレ様にまかせなさい!
特別コラム、ZIP‐FMミュージック・ナビゲーター落合健太郎がROCKを語る!
映画のセリフがすべて分かる完全対訳と充実の語句解説付。
引用:Amazon 商品説明より
映画「スクール オブ ロック」は小学校が舞台となっていることもあり、難しい文法・単語は多くは使われていません。
また、会話のスピードも標準的であるため、無数にある映画の中では比較的英語が聞き取りやすい分類に入ります。
日常英会話として使える表現・フレーズが多いため、てぃーぶろぐ(T BLOG)では 英語初級者向けの一番のおすすめ映画としています。
ただ、映画「スクール オブ ロック」では、主人公のデューイのセリフが圧倒的に多く、デューイはロックをこよなく愛しているということもあり、少し口が悪く、スラングも多用されています。
このため、スラングは学びたくない、ビジネス英会話力を上げたいという方には、「スクール オブ ロック」は適していないかもしれません。
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スクール オブ ロック:ネイティブがよく使う英語表現・セリフ・フレーズを映画で勉強!これで英会話力・リスニング力は劇的に上昇する!
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バック・トゥ・ザ・フューチャー
【ストーリー】
スティーブン・スピルバーグとロバート・ゼメキスが贈るSFアドベンチャーシリーズ第1弾。
高校生のマーティは、科学者・ドクのタイムマシンで過去にタイムスリップしてしまう。
引用:Amazon 商品説明より
【名作映画完全セリフ集の説明】
登場人物の会話には特別な訛りもなく、標準的なアメリカ英語の発音に近い。
会話の発音の明瞭さと適度なスピード、そして豊富な口語表現な慣用句など、どのポイントから見ても理想的なまでに英語のヒアリング学習に適した映画である。
また、1985年と1955年という時代背景の差による意味のとり違いがギャグにもなっていて、英語がどんな時代の「実体」と結びついたものであり、言葉の意味が時代の流れの中で変わっていくものであるかを私たちに気付かせてくれる。
タイム・トラベルで時空を往来するという設定から時制を考慮した構文も多く使われていることは、高校生・大学生などの英語学習者には何よりの利点であり、格好の教材であると言える。
引用:Amazon 商品説明より
ナイトミュージアム
【ストーリー】
何をやってもうまくいかないバツイチの失業男ラリー。別れた妻の再婚にとまどう彼にとって、離れて暮らす最愛の息子との接点を失うのは堪え難いことだった。
息子を失望させないためにも職探しに奔走する彼は、自然史博物館で夜警の仕事に就く。恐竜の骨や動物のはく製、太古の彫刻、ジオラマや人形が並ぶ、そこは夜のとばりが降りると、もう一つの顔を覗かせる。そう、これらが生命を宿らせ、館内狭しと動き出すのだ! とどまるところを知らない混乱に、ラリーは唖然・呆然とするばかり。
その上、この博物館ではある怪しい計画が密かに進行していた。ラリーはこの混乱を収め、博物館を守ることができるのか!?
引用:Amazon 商品説明より
スチュアート・リトル
【ストーリー】
ニューヨーク、セントラルパーク沿いの一角に、高層ビルに挟まれるようにして建つかわいらしい家。
そこに住むリトル夫妻は、養子をもらおうと施設を訪れたが、彼らが家に連れてきたのはなんと一匹のネズミだった!
人の言葉を話す不思議なネズミのスチュアートは、彼にとっては何もかもが大きすぎる世界で、自分の居場所、家族を探していた。
リトル家の養子となった時から、彼の大敵となった飼い猫のスノーベルや一人息子ジョージらと共に、スチュアートのかわいらしい冒険が始まります。
数々の困難を乗り越えて、スチュアートは本当の意味での家族、忠義、友情などについて学んでいきます。
きっと、映画が終わる頃には、あなたの心の中にも小さなスチュアートがいることに気が付くでしょう。
引用:Amazon 商品説明より
英語中級者:おすすめ映画ランキング
TOEICの点数でいうと600~900点くらいの英語中級者の方におすすめな映画は以下となります。
プラダを着た悪魔
【ストーリー】
大学を卒業し、ジャーナリストをめざしてNYにやってきたアンディ。
オシャレに興味のない彼女が、世界中の女性たちが死ぬほど憧れる仕事を手にしてしまった!
それは一流ファッション誌 “RUNWAY" のカリスマ編集長ミランダ・プリーストリーのアシスタント。
しかし、それは今まで何人もの犠牲者を出してきた恐怖のポストだった!ミランダの要求は、悪魔的にハイレベル。
朝から晩まで鳴り続けるケイタイと横暴な命令の数々、その上「センス、ゼロ!!」と酷評され、アンディはこの業界が努力とやる気だけでは闘えないことを思い知らされる。
キャリアのためとはいえ、私生活はめちゃめちゃ。カレの誕生日は祝えないし、友達にも愛想をつかされる。この会社で、このままでいいの? 私って、本当は何をしたいんだっけ?
引用:Amazon 商品説明より
【名作映画完全セリフ集の説明】
名作映画完全セリフ集。語彙、文法、発音のいずれに関してもほぼスタンダードな英語といってよい。
ビジネスの現場で使われる言い回しや、ファッション業界の最先端で働く人々の会話を聞くことができる。
また、ミランダの「対話」というスタイルからかけ離れた英語、エミリーのイギリス英語、カメオ出演している大物デザイナーのイタリア訛りの英語、フランス語混じりの英語などには、登場人物の特徴が表れている。
引用:Amazon 商品説明より
映画「プラダを着た悪魔」はファッション業界での現場をメインの舞台としている映画です。
そこまで難しい文法・単語が多く使われているわけでもなく、また、使われている英語は他の場面でも使えるものも多いため、ビジネス英会話力を向上したい人にとってはいい教材と言えます。
会話のスピードも標準的となっています。
日常英会話としても、ビジネス英会話としても 使える表現・フレーズが多いため、てぃーぶろぐ(T BLOG)では 英語中級者向けの一番のおすすめ映画としています。
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アバウト・タイム
【ストーリー】
イギリス南西部コーンウォールに住む青年ティムは、両親と妹、そして伯父の5人家族。どんな天気でも、海辺でピクニックを、週末は野外映画上映を楽しむ、風変りだけど仲良し家族。しかし、自分に自信のないティムは年頃になっても彼女ができずにいた。
そして迎えた21歳の誕生日、一家に生まれた男たちは代々タイムトラベル能力があることを父から知らされる。そんな能力に驚きつつも恋人ゲットのためにタイムトラベルを繰り返すようになる。
そして迎えた21歳の誕生日、一家に生まれた男たちは代々タイムトラベル能力があることを父から知らされる。そんな能力に驚きつつも恋人ゲットのためにタイムトラベルを繰り返すようになる。
やがてティムは弁護士を目指してロンドンへ移り住み、チャーミングな女の子メアリーと出会い、恋に落ちる。ところが、タイムトラベルが引き起こす不運によって、二人の出会いはなかったことに。ティムは巧妙なタイムトラベルを重ねた末、ようやくメアリーの愛を勝ち取ることに成功する。
その後もタイムトラベルを続けて人とは違う人生を送るティムだったが、やがて重大なことに気がついていく。どんな家族にも起こる不幸や波風は、特殊能力を使っても回避することは不可能なのだと。そして、人生最大の選択を迫られるのだった…。
引用:Amazon 商品説明より
【名作映画完全セリフ集の説明】
全体を通して、会話やナレーションのスピードと明瞭さは標準的。
イギリスが舞台であるため、イギリス特有の表現やスラングを含んだ会話になれるのには最適な映画。主人公の1人はアメリカ人なので、イギリス英語とアメリカ英語の発音と言葉遣いの違いも学習できる。
中でも、男女間の掛けがえのない時である、出会いから、結婚、そして子育てまでのそれぞれの段階で使える表現に注目して覚えておいていただきたい。
引用:Amazon 商品説明より
ダークナイト
【ストーリー】
ゴッサム・シティーに、究極の悪が舞い降りた。ジョーカー(ヒース・レジャー)と名乗り、犯罪こそが最高のジョークだと不敵に笑うその男は、今日も銀行強盗の一味に紛れ込み、彼らを皆殺しにして、大金を奪った。
この街を守るのは、バットマン(クリスチャン・ベール)。彼はジム・ゴードン警部補(ゲイリー・オールドマン)と協力して、マフィアのマネー・ロンダリング銀行の摘発に成功する。
それでも、日に日に悪にまみれていく街に、一人の救世主が現れる。新任の地方検事ハービー・デント(アーロン・エッカート)だ。正義感に溢れるデントはバットマンを支持し、徹底的な犯罪撲滅を誓う。
資金を絶たれて悩むマフィアのボスたちの会合の席に、ジョーカーが現れる。「オレが、バットマンを殺す」。条件は、マフィアの全資産の半分。しかし、ジョーカーの真の目的は、金ではなかった。ムカつく正義とやらを叩き潰し、高潔な人間を堕落させ、世界が破滅していく様を特等席で楽しみたいのだ。
遂に始まった、ジョーカーが仕掛ける生き残りゲーム。開幕の合図は、警視総監の暗殺だ。正体を明かさなければ市民を殺すとバットマンを脅迫し、デントと検事補レイチェル(マギー・ギレンホール)を次のターゲットに選ぶジョーカー。
しかし、それは彼が用意した悪のフルコースの、ほんの始まりに過ぎなかった……
引用:Amazon 商品説明より
【名作映画完全セリフ集の説明】
全編にわたって会話スピード、文法、語句は標準的である。
しかし、犯罪・警察に関連した語彙のほか、バットマンならではの専門用語もいくつか使われている。
バットマンの発音などが不明瞭なのに対して、ジョーカーが使う英語は、比較的ゆっくりはっきりと発音されているので聞きやすい。また、彼が使う語彙や文法、そして論理は明快で理解しやすい。そのため、バットマンやハーヴィーに比べて、ジョーカーが使う英語はこの映画で一番重みがあると言ってよい。
引用:Amazon 商品説明より
スタンド・バイ・ミー
【ストーリー】
1959年オレゴンの小さな町。
文学少年ゴーディをはじめとする12才の仲良し4人組は、行方不明になった少年が列車に轢かれて野ざらしになっているという情報を手にする。
死体を発見すれば一躍ヒーローになれる! 4人は不安と興奮を胸に未知への旅に出る。
たった2日間のこの冒険が、少年たちの心に忘れえぬ思い出を残した・・・・・・。
引用:Amazon 商品説明より
英語上級者:おすすめ映画ランキング
TOEICの点数でいうと900点以上の英語上級者の方におすすめな映画は以下となります。
ノッティングヒルの恋人
【ストーリー】
有名ハリウッド女優と平凡な男の恋の行方を、ユーモアたっぷりに描く。
華やかなハリウッド女優を演じるロバーツと、どこか頼りない青年に扮したグラントがハマリ役。ウェストロンドンにある平凡な街“ノッティングヒル"。
そこで小さな本屋を経営するウィリアムの店に、ある日偶然ハリウッドスターのアナ・スコットが訪れる。互いに運命を感じた2人は、やがて恋に落ちるが……。
引用:Amazon 商品説明より
【名作映画完全セリフ集の説明】
全編を通して主に標準的なイギリス訛りが使われているが、聞き取りにくい人物もいる。
一方、主人公のイギリス人ウィリアムとアメリカ人アナの発音は標準的であり、聞き取りやすいため、対照的な英語に耳をなれさせるのに最適。
単語のレベルはそれほど難しくないが、ほとんどの人物はイギリス人なので、イギリス特有の表現やスラングを含んだ会話が学習できる。
特に、主人公のウィリアムの性格上、悲観的な表現も数多くみられ、そういったセリフに注目して学習していただきたい。
引用:Amazon 商品説明より
ラブ・アクチュアリー
【ストーリー & 名作映画完全セリフ集の説明】
クリスマス気分が溢れるロンドン。家族、友人、恋人を思い、人恋しくなるこの時期に、様々に絡み合う9組の人々から浮かびあがるそれぞれの「愛」のかたち―社会的立場を超えた恋、長年苦楽を共にした友情、言葉の壁を超えた愛、揺れる夫婦愛、報われない恋、義父と息子の愛、夢見た相手を諦めた恋、国境を超えた恋、訳あり仕事から芽生えた恋―。
毎年「クリスマスに観たい映画」に選ばれ、観る人を笑顔にする愛に溢れるロマンティック・コメディー。様々な年齢や背景を持つ人物の発音や訛りが聞かれ、イギリス特有の表現やスラング、ブリティッシュ・ユーモアに富んだ会話が学習できる。
イギリス英語とアメリカ英語の比較ができる注目シーンもいくつかあり、発音の違いだけではなく、言葉遣いの違いも学べる。巻末に「この映画から覚えておきたいセリフ ベスト10―褒める・思いやりの言葉編」。
引用:Amazon 商品説明より
幸せになるための27のドレス
【ストーリー & 名作映画完全セリフ集の説明】
社長秘書を務めるジェーンは、プライベートも大忙し。それは8歳で花嫁のピンチを救って以来結婚式に魅せられ、いつも付き添い人として奔走しているからだった。取材先でジェーンと出会った新聞記者ケビンは、彼女をネタに記事を書こうと画策する。
そんなある日、ずっと片想いをしていた上司のジョージが妹のテスに一目惚れ。瞬く間に婚約してしまった2人のために、ジェーンは複雑な思いで結婚式の準備を進める…。
舞台はニューヨークだが、主な登場人物が会社経営者の秘書や新聞記者およびその関係者といった知的な職業に就いている背景から、ニューヨーク訛りはほとんどなく、語彙・文法に関してもほぼスタンダードな英語といってよい。ブライズメイドが主人公であるため「結婚式」にまつわる表現が満載で、ニューヨーカーの今どきの結婚観も垣間見える。発音は明瞭で、会話レベルの英語を学ぶのに最適である。
引用:Amazon 商品説明より
食べて、祈って、恋をして
【ストーリー】
ニューヨークで活躍する女性ジャーナリストが、仕事にプライベートに忙しい日々を送っていたが、心のどこかに満足しきれない思いを抱いていた。「昔はもっと毎日が輝いていたのに・・・」と。
ある日、彼女はすべてを捨ててニューヨークからイタリア、インド、そしてバリ島へ“本当の自分”を探しに1年間の旅に出ることを決意する。
イタリアでは、体型を気にせずグルメ三昧、インドでは瞑想に耽り、最後に訪れたバリ島では思いがけない出逢いが待っていたのだが・・・。
引用:Amazon 商品説明より
スラムドッグ・ミリオネア
【ストーリー & 名作映画完全セリフ集の説明】
インド・ムンバイのスラムで育った青年ジャマールは、クイズショーで不正を働いたとの容疑で警察に逮捕される。
世界最大のクイズショー「クイズ・ミリオネア」で、あと1問正解すれば番組史上最高額の賞金2000万ルピーを獲得できるところまで勝ち進んだ夜のことだった。
まともに教育を受けていないスラムの負け犬がどんなずるい手を使ったのかと尋問され、ジャマールはクイズの答えを知ることになった過酷な過去を語り始める…。
キャストのほとんどがインド出身であるため、インド訛りやインド英語特有の表現が含まれている。
さらにヒンディー語も使われているので、最初は少々戸惑うかもしれないが、使われている英語表現は5~6語からなるシンプルなものが多いので、映画が始まって30分もすれば耳も慣れてくるだろう。イギリス英語を基調としたインド英語の独特のイントネーションは、舞台インドの雰囲気を伝えている。
引用:Amazon 商品説明より
映画から学ぶ【 厳選 】英語表現・セリフ・フレーズ

この記事でご紹介したおすすめ映画で使われている英語のうち、管理人てぃーが英語ネイティブとの会話の中で 実際によく使われているなと思うフレーズ、私も積極的に使ってみたいと思ったフレーズを、映画ごとにまとめています。
映画タイトルをクリックすると別ページに飛びますので、皆様もその中から気に入ったフレーズを是非使ってみてくださいね(リンクがついていないものは近日公開予定となります)。
英語初級者(TOEIC400~600点)におすすめ!
- バック・トゥ・ザ・フューチャー
- ナイトミュージアム
- スチュアート・リトル
英語中級者(TOEIC600~900点)におすすめ!
- アバウト・タイム
- ダークナイト
- スタンド・バイ・ミー
英語上級者(TOEIC900点以上)におすすめ!
- ノッティングヒルの恋人
- ラブ・アクチュアリー
- 幸せになるための27のドレス
- 食べて、祈って、恋をして
- スラムドッグ・ミリオネア
最後に
管理人てぃーもTOEICのリスニング音声やリスニング教材のCDの音声などの、ちゃんとした、キレイで正確な英語は概ね聞き取れていたのですが、ネイティブが話す生の英語がほとんど聞き取れない状態でした。
ただ、この記事でご紹介した方法で勉強したおかげで、間違いなくリスニング力が向上し、ネイティブとの会話も以前よりも格段にできるようになりましたよ。
この記事が、少しでも英語のリスニングに悩んでいる方のお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事を書いた人
管理人てぃー
転職のために、TOEICは2回のみ受験経験あり(1回目:600点、2回目:855点)

2回目のTOEIC受験後、バリバリの外資系企業に転職し、外国人と毎日 英語で仕事をしていますので、当時よりも間違いなく英語のリスニング力は上がっていると思います(転職後5年以上たちます)。
ちなみにTOEICを受けたのは、この記事でご紹介した映画を利用した勉強法の実施前です。