
「英語の勉強は費用対効果が低すぎる。」こう考えていたのは 紛れもない、30代前半のころの私です。
しかし、会社から命じられた海外出張が終わった後に考えが一変しました。
「これまで積み重ねてきたスキルに英語力が加われば、1ランクも2ランクもステージを上げることができるかもしれない...」

同僚にも、何人か自己投資といって英会話学校に通っている人もいますし...
大学卒業以来、だいぶ英語の勉強から遠のいているのですが、いまさら遅いですかね...


この記事を書いた人
管理人てぃー
建設業界(20代前半:年収240万円→240万円)→日系金融業界(20代後半:年収600万円→900万円)→外資系金融業界(30代後半:年収1300万円→上昇中)と2回の転職経験あり。
カッコ内の最初の金額は入社時の年収、矢印の後の金額は、退職時の年収を表します。
英語の勉強をしなければ、2回目の転職の成功はなかったと思います。
転職のために、TOEICは2回のみ受験経験あり(1回目:600点、2回目:855点)
2回目のTOEIC受験後、バリバリの外資系企業に転職し、外国人と毎日 英語で仕事をしていますので、当時よりも間違いなく英語のリスニング力は上がっていると思います(転職後5年以上たちます)。

目次
- なぜ、社会人・大学生の自己投資に英語学習がおすすめなのか
- 無駄をなくすために、自己投資として英語を勉強する目的を明確にしよう
- 社会人・大学生の自己投資『TOEIC で高得点を取得する』
- 社会人・大学生の自己投資『英会話力を身につける』
- 英会話の前に、まずは独学で中学英語を使いこなせるようにする!
- 英会話力アップの最後の仕上げは?オンライン英会話?
- プログリット、トライズ、ライザップなどのコーチング系のスクールは...×
- NOVAやAEON、Gabaなどの実店舗通学型の英会話学校は...×
- DMM英会話、ジョブレア英会話などのオンライン英会話スクールは...◎
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- (疑問)マンツーマンレッスンとグループレッスンはどっちがいい?
- ネイティブの話す英語がどうしても理解できない人は...
- 最後に
なぜ、社会人・大学生の自己投資に英語学習がおすすめなのか
よく「英語にプラスして専門知識・技術がないと、英語だけできてもダメ」「英語はただのコミュニケーションのツールなので、英語だけできても意味がない」というようなこと言う人がいます。
それはそれで間違えているわけではなく、ある意味その通りなのですが、昨今の日本の転職市場を見てみると、英語+α の専門知識・技術がある人は超希少な人材で 引く手あまたな状態、英語ができるだけでも希少な人材でかなり転職に有利という実態があります。
このことは、管理人てぃーが転職活動を行った実体験からもそうですし、周りの友人・同僚を見ていたり、現職・前職で新卒・中途の採用活動に携わった経験から考えても間違いないと思います。
それに、英語ができるだけと言っても、実際は、社会人としての経験が多少なりともあれば何かしらの経験・技術・知識があるはずですし、新卒・第二新卒なので社会人経験がない/少ないという人でも、若さという転職市場では最大の武器があります。
つまり、転職・就職して年収をアップするという観点で言うと、20代の社会人あるいは大学生の方は英語ができるというだけでも圧倒的に市場価値が高く、30代の人は間違いなく何かしらの経験・知識・スキルを持っているので、それに英語力がプラスされれば市場価値は一気に上がるのです。
日系企業から外資系企業に転職するだけで、年収+100万・+200万は当たり前、その中で英語ができて外国人の上司や本社の人とうまくコミュニケーションをとり、自分の仕事の成果をうまくアピールできるようになれば、さらに+100万・+200万円と一気に年収が増えることはザラにあります。
もちろん年収が全てではないですが、人生を豊かに送るためにはお金は重要ですよね。
英語の勉強は決して楽ではありませんが、20代・30代の社会人 あるいは 大学生の方であれば、英語ができるようになれば将来長期間にわたって大きなリターンを得られる可能性が大幅に上がります。
自信をもって、英語学習は社会人・大学生にとって最もおすすめな自己投資の一つとおすすめしますよ。
無駄をなくすために、自己投資として英語を勉強する目的を明確にしよう
この記事にたどり着いた方には、自分の将来の為に英語を勉強したほうがいいのではないかと考えている、あるいはすでに英語の勉強をし始めているという方が多いと思います。
自己投資としてすでに英語を勉強している、あるいはこれから始めようとしている人は、その目的があると思います。
以下の図は、一般的に、社会人が英語を勉強しようと思ったときの一般的な目的と手段をまとめたものになります。
(スマホでは横スクロールができます)
図の見方ですが、一番左の「英語勉強」をすることの目的は、大きく「趣味」と「自己投資」(左から2列目)があり、そのうちの「趣味」をもう少し細かく分類すると「海外旅行を楽しむ」「外国人の友達を作る」「映画を字幕なしで観る」など(左から3列目)がある、というように見ます。
一番右の列は、それぞれの目的を達成するための手段を表しています。
社会人・大学生の方であれば、一般的には、英語を勉強する目的は 上の図の「目的(中分類) ↓」のところに書かれているもののどれかになっていると思います。
この記事では、自己投資として英語を勉強している(しようとしている)人を対象にしていますので、図中の「目的(大分類)」が「自己投資」となっている箇所の「 目的(中分類)」を見てみますと、以下のようになっています。
- 現職でのやりがい・給料アップ
- 就職・転職による年収アップ
- 留学(MBA取得など)
このうち、一番下の「留学(MBA取得など)」は、大手企業での社内のMBA留学制度に選ばれた方や、会社を辞めてでもMBA留学し経営スキルを身につけたい・優秀な人との人脈を築きたいという方、日本の大学を卒業後に就職しないで海外の大学院に進学するといった方になりますので、全体の人数のからするとかなり少数派になると思います。
そのため、本記事では、社会人・大学生で英語の勉強をしている(しようとしている)人のうち、もっともボリュームが大きいと思われる「現職でのやりがい・給料アップ」「就職・転職による年収アップ」を目的としている人に向けて、効率的で費用対効果(コスパ)の高い英語勉強法をご紹介したいと思います。
上の図でも記載していますが、「現職でのやりがい・給料アップ」「就職・転職による年収アップ」のどちらも、それを達成するための主な手段として、以下が挙げられます。
- TOEICで高得点を取得する
- 英会話力を身につける
次章以降では、それぞれについて、おすすめの勉強方法をご紹介します。
社会人・大学生の自己投資『TOEIC で高得点を取得する』
そもそも社会人・大学生はTOEICの点数は何点取ればいいのか
「現職でのやりがい・給料アップ」「転職での年収アップ」を自己投資の目的として英語を勉強している社会人・大学生の中には、すでにTOEICの試験を受けたことがある方もいらっしゃると思いますが、その中で明確な点数の目標を持っている人はそこまで多くはないはずです。
TOEIC、TOEFL対策の専門塾の English Innovations が 「採用・昇進時に求められる基準、TOEICは何点?スコア別企業一覧【まとめ】」という記事をまとめていますが、これをみると、TOEICを中途採用の基準、社内での昇進時の基準として使っている企業のほとんどが、基準値として600点~800点を採用しています。
このため、「現職でのやりがい・給料アップ」「就職・転職での年収アップ」を目的とする場合には、ほとんどのケースで 最大でも800点程度を取得することを最終目標とすべきで、それ以降は英会話力を向上することに集中したほうが効率的と言えそうです。
管理人てぃーは前職(日系企業)および現職(外資系企業)で中途採用のプロセスにも携わった経験がありますが、いずれにおいてもTOEICの点数は本当に参考程度で、700点でも800点でも900点でもそれだけで有利に働くということはありませんでした。
ちなみに、現職の外資系企業では 日本人も多く働いていますが、管理人てぃーのように日本生まれ日本育ちの人はほとんどおらず、小さいころから海外に住んでいたとか、高校・大学と海外の学校に通っていたという人がほとんどです(英語はネイティブレベル)。
そういう人たちはTOEICなど受けたことがないので、700点の人と900点の人の実力の差がどれくらいか分かっていない人がほとんどです。
そのような会社では、選考においては英語力は英語面接や事前課題で確認するので、TOEICの点数は参考程度にすら扱われていないと言っても過言ではないです。
もちろん、転職サイトや転職エージェントなどに登録した場合、エージェントからのスカウトや外資系企業などの求人を紹介される際にTOEICの点数は見られていますので、そういう意味では、将来的に外資系企業に転職したいと考えている人にとっても、600点~800点程度のTOEICの点数を持っておくことは重要となります。
なお、管理人てぃーは2度目の転職時に、TOEICで高得点を取れば有利になるかと思って2度受験し855点を取得しましたが、今振り返れば、ここまでの点数は必要なかったので半年でも早く転職したほうが良かったと思います。

上の画像で、右側の Reading の結果のうち 正答率が70%を下回っている項目が2つありますが、これは パート7 ができなかったためですね。
パート7(長文読解)は難しく、また、時間が足りなくなって最後はマークシートの塗り絵状態になることが予想できたので、時間の無駄と思って対策をあまりしていなかったことが結果に出ています。
それでもパート5・6(文法)対策をしっかりとやっておけば 800点は普通に超えますので、パート7の勉強はほどほどにするというのもよい戦略だと思います。
TOEIC高得点取得のための効率的でコスパの高い勉強法
600点~800点という点数は決して楽に取れる点数ではないですが、大学受験で英語の勉強をしていた人であれば、たとえ5~20年くらいのブランクがあったとしても、効率的な勉強をすれば 1~2年くらいで十分取得可能です。
そして、独学で十分可能です。
世の中には、TOEICコースといったTOEICの点数を上げることを前面に出した英語学校が数多くありますが、これにお金を使うのであれば英会話力を身につけるためにオンライン英会話をやったほうが断然いいです。
TOEICで高得点を取るための、おすすめの勉強方法の概要を下図に示します。
(スマホでは横スクロールができます)
TOEICの勉強を効率的に進めるためには、やはり最低限の英語力が必要となります。
中学英語を復習する必要がある人(TOEIC 400点以下の人)は、まずは、最初の2週間~2ヶ月程度で中学英語の総複数(文法・単語)をすることをお勧めします。
その後(あるいは中学英語の復習が必要ない人)は、高校レベルの単語の習得、TOEICのテスト対策に入りますが、最初のうちはなるべく英語の勉強の負荷を減らすため、机に向かった本気の勉強はあまりせずに、移動時間や隙間時間、(ベットに横たわって)寝る前の30分などの時間を使って、まずは3~9ヶ月間 勉強を継続することを目指します。
それをこなした時点で英語を継続して勉強する習慣ができているはずですので、徐々に家での机に向かった勉強の時間を増やし、TOEICの読解問題(パート7)の対策本、公式問題集の勉強を行います。
中学英語の総復習、英単語の勉強、TOEICの試験対策に使用するお勧めの書籍・CDについては、それぞれ以下でご説明します。
中学英語の総復習が必要な社会人・大学生は、コレで一気に勉強するのが効率的!
TOEICの勉強をするにあたり最低限の英語力は必要となります。
完全に英語から遠ざかっていて 中学英語を復習する必要がある人(TOEIC 400点以下の人)は、いきなりTOEIC対策本などを勉強しても十分に理解できずに非効率な勉強となってしまいますので、一見遠回りに見えますが、一度以下の本で中学校英語を総復習することをおすすめします。
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中学英語を もう一度 ひとつひとつわかりやすく。
英語の勉強の中でも英文法の勉強はかなりつまらない部類に入ります。
英文法は重要ではあるのですが、管理人てぃーの回りでも、英文法の難しい参考書を買って勉強を始めたものの三日坊主で英語の勉強そのものをやめてしまった人を何人も見てきています。
英文法も含めた基礎的な勉強は 部分的に分からない箇所があったとしても、なるべくササッと終わらせて次に進むことをお勧めします。
社会人・大学生が英単語を勉強するならコレがおすすめ!
文法の勉強に引き続き、英単語の勉強もかなりつまらない分類に入りますが、やはりある程度の単語力は必要となります。
英単語の勉強は、中学・高校生のときに、ひたすら単語帳を見ながらノートに書いて覚えたという人も多いと思うのですが、そのやり方は机に向かってでないとできないこと、勉強にかなりの負担がかかることから三日坊主になりやすいです。
英単語の勉強は、ある程度 中長期に取り組んでいったほうがよいので、徹底的に手を抜いて、負荷をなるべく減らして三日坊主を避けるというのがコツになります。
では英単語の勉強をどうやるかですが、ズバリ、以下のテキスト・CDを使って通勤時間中や空き時間に毎日勉強するのが負担も少なく おすすめです。
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DUO3.0(英単語帳)は、重要単語1600個、重要熟語1000個が掲載されているのですが、この単語帳には 以下のような例文が560個掲載されており、その例文一つ一つが複数の重要単語・熟語を含んでいて、一文を覚えれば複数の単語・熟語を覚えることができます。
一般的な単語帳では、1つの単語で1つの例文というような構成になっていることが多いので、1つの例文を覚えるだけで、複数の単語を覚えられるDUOは効率がいいです。
DUOの例文:
As technology rapidly advances, it's tough to keep pace with it.
(技術は急速に進歩するので、遅れを取らずについていくのは大変だ)
重要単語・熟語:
technology(科学技術)
rapidly(急速に)
advance(進歩する)
tough(丈夫な、難しい)
keep pace with ...( ...に送れずについていく)
560個例文がありますが、重要単語は各例文で重複していないので、効率的に覚えられます。
なお、DUOは、管理人てぃーが高校生のときにもすでにあって、かなり売れていました。
今でも売れ続けているので超ロングベストセラーの単語帳ですね。
DUOは通勤時間で本を見ながら勉強してもよいのですが、以下の理由から できればCDも購入して、CDを聴きながら勉強するのがおすすめです(最初からCDを付けておいてくれたら完璧だったのですが、ここは自己投資だと思って、多少費用はかさみますがCDも購入されることをお勧めします)。
以下は全て絶大なメリットなのですが、特にリスニング力の向上のメリットが大きいです。
これをやらないと、TOEIC 公式問題集以外にリスニング用の教材も買って、別途勉強しないといけないですからね。
- 重要単語の発音も学べる
- リスニング力が向上する
- 本の例文を目で見ること(視覚)に加え、聴覚も利用することで、例文が記憶に定着しやすくなる
- 自宅から駅までの移動時間中や満員電車など、本を出せないような環境でも勉強できる
- 慣れてきたら、音声を聞いた1秒後くらいに聞いた音をそのまま口にするシャドーイングにも使える(管理人てぃーも、電車の中でブツブツと小さい声でシャドーイングしていました)
ちなみに、CDは基礎用と復習用の2種類ありますが、両者の違いは以下となります。
- 基礎用: 例文の和訳 → 英文(スロースピード) → 単語・熟語 → 最後にもう一度 英文(ナチュラルスピード)
- 復習用: 見出し英文(ナチュラル・スピード)
きつい英単語の勉強の負荷を徹底的に下げて他に注力したいという場合には、基礎用を購入して最初は本も見ずに通勤時間中や空き時間に集中してCDを聴いているだけで大丈夫です。
この際、聞き流すだけでは ただのBGMになってしまうので、英文はなるべく集中して聴いてください。
そうすれば、最初は英文や単語の意味がよく分からずとも、何回も聴いていればだいぶ聞き取れるようになってきて、最終的には「日本語訳はもう必要ない」「重要単語・熟語の発音はいらない」など感じるときがきますので、そうなったら復習用CDに切り替えたらよいと思います。
毎日 通勤時間や空き時間に聴いて1~2ヵ月後くらいにはその状態になると思います。
仮にDUOの勉強を1年続けるとして、この基礎用のCDを使うのは最初の1ヶ月~2ヶ月で 残りの期間は復習用CDでの勉強というような時間配分となりますので、使う期間は短いのですが購入する価値は十分あると思います。
復習用CDも同じように通勤時間や空き時間に集中して聞いていればよいのですが、意味を忘れてしまった単語や聞き取れなかった例文が出てきたときには、DUOの単語帳やCDに付属の例文がまとめられている小冊子を見て確認してください。
あと、注意点ですが、DUOに載っている英単語・熟語を全て覚える必要はまったくありません。
重要単語の派生語は無理に覚える必要はありませんし、1つの単語がたくさんの意味を持っている場合にも、まずは例文で使われている意味のみを覚えれば十分です。
最終的に、560の例文に使われている重要単語のうち、5~7割くらい覚えることができれば十分です。
スペルも完璧に覚える必要はないです(なのでノートに書いて覚えることはしなくて大丈夫です)。
繰り返しになりますが、英単語の勉強は「頑張り過ぎない」というのが最大のコツになります。
ちなみに、DUOに掲載されている単語の難易度はかなり高いので、単語に関しても中学英語の復習からやりたいという人は、DUOと同じコンセプトで作られている以下の単語帳がお勧めです。
「例文で覚える中学英単語・熟語1800」もかなりよくできた単語帳で、本にCDも付属していますので、ぜひ試してみてください。
これを1~2ヶ月程度やってから、DUOの基礎用CDに入っていけば負荷が減ると思います。
管理人てぃーも上記で紹介した単語帳(例文で覚える中学英単語・熟語1800、DUO3.0)、DUO 基礎用CD・復習用CDは全て購入し勉強しました。
その上で、これらによる勉強の効果を実感しておりますので、自信を持っておすすめします。
ちなみに、DUOには姉妹商品として以下も出ていますが、買う必要はないです。
- DUO3.0 ザ・カード
- DUO elements
- DUO select
TOEIC 高得点を取るためには、どれくらいの英単語の語彙数が必要?
TOEICで高得点を取るためには、どれくらいの英単語を覚える必要があるのでしょうか?
これに関しては、個人向け英語学習のサポート、法人向け英語研修を行っているThe English Club が記事「TOEICの単語数|初心者が知るべき真実!4000語で95%超カバー」でまとめています。
根拠として 以下が挙げられていますが、「4000語で95%超カバー」できるとは、900点で10,000語レベル、800点で8,000語レベル、600点で5,000語レベルと記載しているホームページも多々ある中、若干大げさなようにも思えますが、本当でしょうか?
- 日大教授の論文によると、3400語でTOEICに出てくる単語の95%をカバー
- 明学大・青学大教授によると、2800語でTOEICに出てくる単語の94%をカバー
ちなみに、管理人てぃーは2度目のTOEICのテストで855点をとっていて、これは一般的には高得点と言われていますが、語彙力は全然高くありません。
TOEICに出てくる単語はかなり範囲が狭く、高得点をとるのに10,000語レベルの語彙力はまったく必要ないのではないでしょうか?
この10,000語というのは、英検とTOEICの点数を強引に紐付けて、TOEICの語彙力を割り出したのかもしれませんね(たとえばTOEIC900点は英検1級レベルとして10,000語相当など)。
念のため、管理人てぃーの英単語の語彙力を調べるため、ネットで会員登録なしで語彙力を計測できるサービスがないか探してみたところ幾つか見つかりましたので、そのうちの2つを試してみました。
Weblio語彙力診断テスト
Weblioが提供する語彙力診断テスト( https://uwl.weblio.jp/vocab-index )です。
リンク先から「会員登録せず受験」をクリックすればすぐに進められます。
制限時間10秒の選択式の問題が20問ほど出てきて、全て答え終わると以下のような結果が表示されます(管理人てぃーの結果です)。
管理人てぃーの診断結果(1回目)

管理人てぃーの診断結果(2回目)

Test Your Vocab
Test Your Vocab( http://testyourvocab.com )も会員登録なしで語彙力を測定できるホームページになります。
こちらは、1ページ内にたくさん英単語が載っていて、知っている単語のみにチェックするという形式です。
1~2ページ目が単語力の確認のページで、3ページ目(最終ページ)は簡単なアンケートとなっています。
3ページ目まで入力を終え、「finish」ボタンを押すと以下のような結果が表示されます。

上記の2サイトでの計測結果によると、管理人てぃーの語彙力は5,000語程度でしょうか?
ちなみに、DUO3.0 に載っている英単語を細かいレベル(派生語なども含む)まで覚えると、9,000語レベルになるようです。
管理人てぃーは、DUOの内容を5~6割程度しか覚えていないと思いますので、5,000語レベルというのは かなり妥当な結果ではないでしょうか。
5,000語レベルでTOEIC900点くらいまでは十分いけると思いますので、そこまで単語の勉強に力を入れすぎる必要はないと思います。
社会人・大学生向けの、おすすめのTOEIC対策・勉強法はコレ!
Duo3.0を用いた英単語の勉強に平行して、通勤時間・空き時間・寝る前のベッドの中などでTOEICの対策を行っていきますが、TOEIC対策本としての質・携帯性・隙間時間でできる問題の構成になっているかなどの点から、「TOEIC TEST 特急シリーズ」で勉強することをお勧めします。
特急シリーズとして幾つも出版されているのですが、以下の順で勉強するのがよいと思います。
(書籍の画像はAmazonのリンクになっています。口コミ等のご確認にご利用いただければと思います)
TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (特急シリーズ) 通称金フレ
1駅1題 新TOEIC TEST 文法 特急 (特急シリーズ)
新TOEIC TEST 文法特急2 急所アタック編 (特急シリーズ)
TOEIC L&R TEST パート5特急 420問ドリル (特急シリーズ)
TOEIC L&R TEST パート6特急 新形式ドリル (特急シリーズ)
3~4週間くらいで次の本に移り、上記の全てが終わったらまた金フレに戻るというやり方で、TOEICテスト本番まで続けます。
上記が通勤時間や隙間時間を利用して2周ほど終わって 8割以上正解できる状態になったら、TOEICのパート7(読解力強化)の対策にも入っていきます。
パート7は文章が長くなって集中力も必要となるので、できれば机に向かってやった方がよいです。
パート7の対策を始めると 家での英語の勉強が増えるので負荷が増えますが、ここまででだいぶ英語を勉強する習慣がついていますので、乗り切れるはずです。
パート7の対策は 基本的には机に向かってやるので、本の携帯性はそこまで重要ではないのですが、慣れてくると寝る前の少しの時間にベットで解いたりできるので、やはり以下の特急シリーズで勉強されるとよいと思います。
1駅1題 TOEIC L&R TEST 読解特急 (特急シリーズ)
TOEIC L & R TEST 読解特急2 スピード強化編 (特急シリーズ)
上記の2冊を1周(できれば2周)やればTOEICで800点は取れる下地は完成しますので、次は最後の対策本となる「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」に入ります。
公式TOEIC問題集の最大の特徴は以下の2点で、市販されている他のどの対策本・問題集よりも 圧倒的に問題の質が高いです。
- TOEICのテストを作っているアメリカの機関であるETS(Educational Testing Service)が本物のTOEICとまったく同じプロセスで製作した2回分のテストが1冊の本に収録
- TOEICのテスト本番と同じ、公式スピーカーによるリスニング音声が付属CDに収録
公式TOEIC Listening & Reading 問題集
公式問題集は、できれば本番と同じスケジュールで パート1~7を一気に解くことが望ましいのですが、難しければ リスニングとリーディングパートを分けてやるというのでも大丈夫です。
解答方法も本番に合わせ、付属のマークシート用紙のコピー(同じテストを複数回勉強することを考えコピーしたほうがよいです)に記入してください。
一般的に「テストを解いて丸付けをすることも重要ですが、その後の復習を徹底的にやるのが非常に重要」ということはよく言われますが、このことは公式TOEIC問題集の勉強においても同じです。
1回分のテストを解答するのは2時間で終わりますが、復習はその2倍~10倍の時間をかける必要があります。
復習にかかる時間の幅が大きいのは、取った点数・理解度によって復習の分量(繰り返し解きなおす回数)が変わるためです。
もう一度解いて満点が取れるレベルまで復習できれば理想ですが、そこまでいかなくても、時間をかければ全体の問題のうちの95%くらいは正解できるようになるまでCDを聴き(リスニング問題)、問題文解説を読み込めば(リーディング問題)OKです。
人によっては、最初は公式問題集を1冊終わらせる(テスト2回分)のに2ヶ月くらいかかってしまうかもしれませんが、できれば、その作業を 公式問題集を最新のものから2~3冊分やりたいところです(欲を言えば、それを2周する)。
決して簡単ではないですが、上記の勉強を行えば、TOEICで800点以上の点数はとれるようになりますので、ぜひ この勉強方法を信じて取り組んでいただけたら嬉しいです。
社会人・大学生の自己投資『英会話力を身につける』
効率的に英会話力を伸ばすためにも、やはり、中学校レベルの英語の知識、単語力を先に身につけておくことが望まれます。
中学英語の総復習、英単語の学習が必要な方は、学習に最適な書籍を前章でまとめていますので、参考にしていただけたら嬉しいです。
中学英語を身につけた後に いよいよ英会話の勉強に入るのですが、この段階で いきなり英会話教室やオンライン英会話を始める人が多いです。
もちろん、それはそれで勉強にはなるのですが、ほとんどの人は言いたいことが言えずに時間だけが過ぎてしまうという状態になり、費用対効果が低くなってしまいます。
そこで、英会話教室やオンライン英会話などを始める前に、まずは独学で言いたいことを英語で話すための訓練をすることをお勧めします。
英会話の前に、まずは独学で中学英語を使いこなせるようにする!
すでに、中学英語(文法、単語力)を一通り学んだ方であれば、あとはその知識を瞬間的に自分の頭の中から取り出して、文章を組み立てて声に出すということができれば、自分の言いたいことの大半は相手に伝わります。
たとえば、
「あの少女たちは高校生ですか?」
という質問を英語でしたいとします。
すぐに英文にできますかね?
中学1年生で習う表現で英文を書くと、
Are those girls high school students?
となります。
本当に簡単な文章でもスラスラとは口から出てこなかった...でも答えをみたら簡単に訳せるという方も多いのではないでしょうか?
上の例は中学1年生レベルの英語になりますが、中学3年生レベルになるともっと難しくなります。
たとえば、
「一年で外国語をマスターするのは不可能です」
というのを英語で言う場合、
It is impossible to master a foreign language in a year.
となりますが、なかなかスラスラと言えなかった人も多いのではないでしょうか?
答えを見たら分かるのに、口から出てこない...
この状態から スラスラと話せるようにするというのが最初にすべきトレーニングになるのですが、このトレーニングに最適な書籍が「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」シリーズになります。
(書籍の画像はAmazonのリンクになっています。口コミ等のご確認にご利用いただければと思います)
このシリーズは、以下の画像のように、本の見開きの左ページに日本語が載っていて、右のページにそれの英文が載っているという構成になっています。
(ちなみに、上で掲載した2つの英文は、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」に掲載されている文章になります)
左のページの1文目の日本語を頭の中で英文にし(家で勉強しているときには声に出したほうが勉強の効果は高いです)、すぐに右のページを見て答えあわせをするということを繰り返していると中学英語レベルの英語であれば、瞬時に口から出せるようになってきます。
まずは、このトレーニングを通勤時間などの空き時間や家でのちょっとした時間に やり続けてみてください。
CDも付属されていますが、特に使う必要はないと思います(管理人てぃーは一度も使いませんでした)。
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を1冊やるだけで だいぶ英会話力が身につきますが、この本は使うべき文法ごとに同じページに問題がまとめられているため、「このページは Can を使うんだな」ですとか、「How many を使うんだな」といったことが分かってしまいます。
最初のトレーニングとしては このようなヒントがあったほうがストレスを軽減できるためいいのですが、慣れてきたら使うべき文法がシャッフルされて掲載されている「スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング」に切り替えて訓練することにより、より英会話力が高まります。
ちなみに、管理人てぃーは「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」シリーズを6冊購入し、最終的には、6冊に掲載されているほぼ全ての文章を、日本語を見て即座に英文にできる状態にしました。
6冊もやる必要はないかもしれませんが、2冊程度を終えることができれば、その後の英会話の勉強を効率的に進めることができますので、ぜひ取り組んでいただくことをお勧めします。
英会話力アップの最後の仕上げは?オンライン英会話?
いざ英会話力を本格的に上げるためには、やはり誰かと英語で会話をするのが一番です。
もし、家族や友人、同僚、恋人などに英語が堪能な方がいて、毎日30分~1時間程度英語で会話ができる状況にある人であれば、ぜひ協力していただき、英会話の勉強を行っていくのが良いと思いますが、ほとんどの人はそのような環境にないと思います。
その場合に有力な方法となるのが、英会話学校やオンライン英会話を始めることになります。
一言で、英会話学校やオンライン英会話と言っても色々なスクールがあります。
大きなくくりでは、「コーチング系のスクール」「オンライン英会話」「実店舗通学型の英会話学校」といったものがあり、それぞれ以下の表のような特徴があります。
(スマホでは横スクロールができます。図の拡大はコチラ)
それぞれのスクールについて、以下でご説明します。
プログリット、トライズ、ライザップなどのコーチング系のスクールは...×
コーチング系のスクールとしては、以下が有名です。
- PROGRIT(プログリット)
- ENGLISH COMPANY
- トライズ
- RIZAP ENGLISH
これらのスクールは通常の英語教室・英会話教室とは異なり、一般的に想像するような授業というものは行われません。
生徒一人ひとりに専門のコンサルタントが付き、自分専用の勉強プログラム(カリキュラム)を作成してくれ、それに沿って自分自身で勉強を行っていきます。
自分の弱点を補うための最適な勉強方法を教えてくれるため、非常に効率よく英語力を伸ばすことができるという特徴があります。
週1回程度の面談に加え、SNS等を使用した日々のサポート・進捗管理も行ってくれるので、自分ひとりでは継続して勉強できないという方にも人気があります。
ダイエットのRIZAP(ライザップ)の英語版というのが一番イメージしやすいかと思います。
コーチング型のスクールを選ぶメリットは非常に大きいのですが、最大のデメリットがコストの高さになります。
一ヶ月10~20万円程度で、2~3ヶ月のコースを標準としているスクールが多いため、合計で30~50万円程度かかります。
また、これらのスクールは基本的には英会話の授業は行わないので、別途オンライン英会話などを受講する必要もあります。
いくら優秀なコンサルタントが付くとはいえ、2~3ヶ月で英語をマスターすることは不可能ですので、一般的には、費用の面から 最初の2~3ヶ月で自分で最適な勉強方法を学ぶと同時に 英語の勉強習慣を身につけ、その後は独学でその勉強を継続していくという流れになるかと思います。
以上の点から、コーチング系のスクールは以下のような人がお勧めになります。
- お金に余裕がある
+
- 自分で勉強方法を決めることができない人
- 一人では勉強を継続できない人
- 数ヵ月後に海外出向が決まった/MBA留学をすることになった/外資系企業で働くことになったなどで、短期間で少しでも英語力を上げる必要がある人
この記事にたどり着いた皆さんは、少なくとも上記の「自分で勉強方法を決めることができない人」「一人では勉強を継続できない人」には該当しないと思います。
よほどの理由がない限り、コーチング系のスクールを利用する必要はないと思います。
NOVAやAEON、Gabaなどの実店舗通学型の英会話学校は...×
実店舗通学型の英会話学校として以下のような学校があります。
- NOVA
- AEON
- Gaba
- ECC
- ベルリッツ
これらの英会話学校の一番メリットは「対面での授業が受けられる」ことですが、1レッスン(40分が多いです)5~8千円程度の費用がかかり、高すぎます。
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」シリーズの勉強を終えた方は、次のステップとして より多くの時間を英会話に使うのが理想ですが、仮に実店舗通学型のスクールで毎日1レッスン受講すると、1ヶ月15~25万円程度かかってしまい現実的ではありません。
かといって、費用を抑えるために、週1~2回のレッスン、かつグループレッスンにすると自分が話す時間が圧倒的に少なくなりますので、英会話力アップにかなりの年月がかかってしまいます。
このため、お金は十分に持っていて、かつ「絶対に対面授業じゃないとイヤだ」という人以外は、オンライン英会話にしたほうが断然良いと思います。
DMM英会話、ジョブレア英会話などのオンライン英会話スクールは...◎
オンライン英会話では、主にSkypeを使用して外国人と英会話や教材を使用したレッスンを行います。
多くのスクールでは、講師と生徒のマンツーマンのレッスンとしており、先生はフィリピン人が多いです(ネイティブ講師もいますが、人気のため予約が取りにくいといった問題や追加料金が必要となる場合があります)。
また、費用体系には、月額制とチケット制(あるいはポイント制)の2種類あります。
料金プラン | 概要 |
---|---|
月額制 | ・1日1~3レッスンを毎日受け放題 (1日の最大レッスン数によって、費用が変わる) ・1日の最大レッスン数の予約が同時に可能 (レッスン終了時に翌日以降の予約が可能) |
チケット制 (ポイント制) | ・5、10、20枚などのチケットを毎月購入 ・400ポイントといったポイントを毎月購入 (レッスンによって使うポイントが異なる) |
毎日レッスンを行う人は月額制プランの英会話スクールを選んだほうがコストパフォーマンスは高くなります。
たとえば、レアジョブ英会話では、月額制プランとチケット制プランの両方とも提供していますが、1レッスンあたりの費用を計算すると、月額制プランで毎日レッスンを受講したケースのほうが圧倒的に安くなっています。
コスパ、成長スピードの観点から、できれば、1日2レッスンの月額制プランで毎日50分英会話の勉強をするのが理想です。
- 1日2レッスンの月額制プランの費用:10,670円/月(1レッスン172円)
- 月8枚のチケット制プランの費用:4,620円/月(1レッスン578円)
また、数多くのオンライン英会話スクールがありますが、それぞれ強みが異なるため、自分の目的に合ったスクールを選ぶ必要があります。
特徴 | オンライン英会話スクール |
---|---|
フリートークでとにかくアウトプット!英会話力アップ! コスパが最高 | DMM英会話 (管理人てぃー受講!) レアジョブ英会話 (無料体験受講!) ネイティブキャンプ |
教材を使用してビジネス英語をしっかり学ぶ | Bizmates(ビズメイツ) (管理人てぃー受講!) |
カランメソッド、DMEメソッドで一気に英語力をアップ | QQ English (無料体験受講!) English Bell ネイティブキャンプ |
上記以外にも オンライン英会話スクールは数多くありますが、管理人てぃーが実際に受講するスクールを選んだ際にかなり情報収集をしたのですが、コストに見合うメリットがないように思えたので ここでは割愛しています。
なお、DMM英会話やレアジョブでもホームページを見るとビジネス英語も学べるというような印象を受けます。
(両者とも豊富なビジネス英語の教材が用意されており、レッスンで使用することが可能です。また、レアジョブでは費用が高くなりますが、「ビジネス英会話」のコースもあります)
ただ、管理人てぃーの経験から言うと、DMM英会話やレアジョブの講師の多くは、スクールが用意している教材に全く精通しておらず、教材を使用したレッスンに不慣れです。
このため、仮に教材が優れていたとしても(この点も疑問は残りますが)1レッスン25分という短い時間で効率的に学習することが難しくなります。
正直、ビジネス英語を含め、テキストを使用した勉強を望むのであれば、これらのスクールは選ばないほうがよいと思います。
以下では、目的別に管理人てぃーのおすすめオンライン英会話スクールをご紹介します。
フリートークでとにかくアウトプット!で英会話力アップ ならコレ!おすすめオンライン英会話ランキング
この記事の4.1章「まずは独学で中学英語を使いこなせるようにする!」でご紹介した、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」シリーズを独学で一通り勉強した人は、ここでおすすめするオンライン英会話スクールを選んで、毎日フリートークを行えば かなり英会話力は向上します。
管理人てぃーもDMM英会話で28,325分(1,133レッスン)受講した結果、確実に英会話力が向上しました。
今、何とか外資系企業で働けていけているのも、DMM英会話のおかげと言っても言い過ぎではないですね。
管理人てぃーの DMM英会話 受講記録

フリートークで英会話力をアップしたいならココ!
1位 DMM英会話
管理人てぃーもオンライン英会話で英会話力を大幅アップさせたのですが、その際に調べに調べて最終的に決めたのが、このDMM英会話です。
管理人てぃーはDMM英会話で1,100レッスン以上(28,325分)受講しています。
無料体験レッスンもやっていますので、ご興味のある方は是非試してみてくださいね(体験レッスンだけでやめても全然問題ありません。勧誘も全くないですよ)。
2位 レアジョブ英会話
費用はDMM英会話と並んで業界最安値水準です。
管理人てぃーもレアジョブ英会話の無料体験レッスンをやりましたが、予約の取りやすさ、教師の質もDMM英会話とほとんど同じでした。
DMM英会話に並んで、レアジョブ英会話もおすすめです。
無料体験レッスンもやっていますので、ご興味のある方は是非試してみてくださいね(体験レッスンだけでやめても全然問題ありません。こちらもDMM英会話と同様に勧誘も全くないですよ)。
3位 ネイティブキャンプ
ネイティブキャンプは、業界初、月額固定で無制限でレッスンを受けられる方式をとっているため、利用方法によってはコストパフォーマンスが最も高いオンライン英会話となります。
月額料金(DMM英会話、レアジョブと同程度)を支払うと、その時に空いている講師のレッスンを受け放題です。
人気講師を選んだり、時間を決めて(予約して)レッスンを受ける場合には、専用のコインを別途購入して使用する必要があるため、そのような利用を考えている人にはあまりお勧めできませんが、レッスンの開始時間や講師にあまりこだわらずに、とことんレッスンを受けたい人はネイティブキャンプ一択ですね。
「講師の質にこだわらずに」と記載しましたが、講師歴がそれなりに長く、評価が高い講師を選んでおけば、全く問題ないレベルですので、ご安心してくださいね。
無料体験もやっていますので、ご興味のある方は是非試してみてください(DMM英会話、レアジョブ英会話と比較して、無料体験の期間が圧倒的に長いので、無料体験で土日を英語漬けにするということも可能ですよ)。
教材を使用してビジネス英語をしっかり学ぶ ならコレ!おすすめオンライン英会話ランキング
オンライン英会話スクールで、しっかりとビジネス英語を学びたいならBizmates(ビズメイツ)一択です。
管理人てぃーもDMMで2年間学んだ後に、さらなる英語力アップを目指して受講しましたが、教材の質(テキスト、動画ファイル)、講師の質ともに高かったです。
費用としては、DMM英会話・レアジョブ英会話の倍程度かかりますが、「教材を使って体系的にビジネス英語を学習したい」という方は受講する価値は十分あると思います。
ビジネス英語を学びたいならココ!
1位 Bizmates(ビズメイツ)
費用は、DMM英会話・レアジョブ英会話の倍程度かかりますが、「教材を使って体系的にビジネス英語を学習したい」という方は受講する価値は十分あると思います。
管理人てぃーも受講しています。
受講記録は以下となります。
最初の無料体験を受講するともらえる結果です(これを元に実際に受講を始めたときの最初のクラスが決まります)。
管理人てぃーの Bizmates 受講記録


次の画像が、進捗状況を確認する画面、過去のレッスンの復習をする画面、各レッスンの動画(動画は別途 数百円/月かかりますが、クオリティが高いのでお金を払う価値はあります)などを見る画面です。


上の画像は、Bizmates Programという一番人気のビジネス英語を学べるコースの、Level2(最高レベルは5です)のRankC(最高ランクはEです)の進捗なります。
Bizmates Programは、5レベル × 5ランクの 25ステップあります。
RankCの進捗が100%になると、RankDに進みます。
以下の画像は Level2のRankBの進捗になりますが、すべて終わるとこのように全部緑になります(すでに終わったレベル、ランクの授業も、もちろん復習できます)。

繰り返しになりますが、教材の質(テキスト、動画ファイル)、講師の質ともに高いので、ビジネス英語を教材を使って体系的に学びたいという方は "Bizmates" は おすすめです(フリートークをしたい人は、ここは選ばないでくださいね)。
管理人てぃーはLevel2のRankCの途中で現職の外資系企業に転職してしまった関係で(業務を通じて毎日無料でビジネス英語が学べる環境になってしまったので)現在は休会中なのですが、将来的にはまた再開したいと思っています。
2位以下 なし
カランメソッド、DMEメソッドで4倍速で英語力アップ ならコレ!おすすめオンライン英会話ランキング
カランメソッドは、講師が短い質問分を2度話した後に、すぐさま生徒が正確な英語で解答するという形式の勉強方法です。
たとえば、カランメソッドの公式ホームページに載っているステージ1(全部でステージ12まであります)のサンプル問題11を見てみると、先生の質問文として以下が掲載されています。
Where's the house?
Where's the house?
(家はどこですか?)
状況を説明しているイラストを見ながら、この2つの質問が講師から立て続けにされます。
質問文は授業で使用するテキスト等に掲載されていないので、講師の質問は集中して聞く必要があります。
質問を聞いた直後に生徒は以下のように答える必要があります(テキスト等にはイラストのみが掲載されていて、答えの英文は載っていません)。
The house is behind him.
(家は彼の後ろにあります)
生徒が回答を間違えた場合には、即座に講師から修正が入ります。
即座に答えられなかった場合には、講師が少しずつヒントを出してくれますので、それをもとに回答します。
カランメソッドは、授業中かなり集中する必要があり、また通常のフリートークや英会話の授業と比較して、生徒が英語を話す量も多くなるため、非常に負荷の高い勉強法ですが、他の勉強法と比較して4倍の速さで英語を習得できると言われています。
また、カランメソッドに似たものとして、DMEメソッドがあります。
カランメソッドは歴史のある勉強方法ということもあり、今ではあまり使わないような表現や若干不自然な英文もいくつか使われています。
それに対しDMEメソッドは比較的最近開発されたものであり、使用される質問文等も最新の内容になっています。
また、カランメソッドは「講師の質問」→「生徒の回答」という一方向の流れで進んでいきますが、DMEメソッドでは コミュニケーションエクササイズも取り入れられており、生徒から質問も可能となっています。
なお、DMEメソッドの方がカランメソッドよりも厳格ではなく、生徒の負荷が少なくなり 続けやすいので初心者向きとも言われています。
カランメソッド・DMEメソッドは非常に効果の大きい勉強方法と言えますが、この記事の3.1章「まずは独学で中学英語を使いこなせるようにする!」でご紹介した、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」シリーズを独学で一通り勉強した人は、独学でカランメソッド・DMEメソッドで養われる以下の要素の多くをすでに身につけていますので、特に受講は必要ないと思います。
- 英会話に必要な瞬発力(即座に自分の考えを口から発する能力)が向上する
- 単語でなく、文章で回答できるようになる
- 正しい文法と発音が身につく
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」シリーズの勉強を独学でやりたくないという人には、カランメソッド・DMEメソッドを採用している以下のオンライン英会話スクールは特におすすめです。
費用としては、DMM英会話・レアジョブ英会話の倍以上かかりますが、間違いなく効果は高いですので、受講する価値は十分あると思いますよ。
カランメソッド・DMEメソッドで英会話力をアップしたいならココ!
1位 QQ English
カランメソッドで勉強したいならココ!
カランメソッドによる勉強は成長が非常に早いですが、負荷が高いため、特に中級者におすすめです。
無料体験レッスンもやっていますので、ご興味のある方は是非試してみてくださいね(体験レッスンだけでやめても全然問題ありません。
2位 ENGLISH BELL
DMEメソッドで勉強したいならココ!
カランメソッドと比較して負荷が少ないため、英語学習初心者におすすめです。
無料体験レッスンもやっていますので、ご興味のある方は是非試してみてくださいね(体験レッスンだけでやめても全然問題ありません。
3位 ネイティブキャンプ
カランメソッドもやっています。
フリートークの授業とカランメソッドの授業を並行して行いたい方にはおすすめです。
無料体験もやっていますので、ご興味のある方は是非試してみてください(他のオンライン系会話と比較しても無料体験の期間が圧倒的に長いので、無料体験で土日を英語漬けにするということも可能です)。
目的別におすすめのオンライン英会話スクールのご紹介をさせていただきましたが、多くのスクールで1~2回のレッスンの無料体験ができるようになっています。
まずは 幾つかのスクールで無料体験をしてみてから、最終的に一番ご自分に合うスクールを選ぶというのがいいと思いますよ。
(疑問)フィリピン人講師って大丈夫?
オンライン英会話スクールでは、人件費の関係でほとんどの講師はフィリピン人になります。
皆様の中には、どうせ勉強するなら訛りのないネイティブに教えてもらいたいと考えている人もいらっしゃるかもしれません。
結論から申し上げると、英会話の初級~中級者であればフィリピン人講師で全く問題ありません。
いや、以下の理由から最初のうちはフィリピン人講師にすべきとも言えるかもしれません。
- ほとんど訛りがなく、綺麗なアメリカ英語を話す(初心者・中級者では差が分からないと思います)
- 講師は全員 幼少のころから英語教育を受けているので、文法もちゃんとしていて、また日本人に教えなれているので、英会話の初心者・中級者でも英語が聞き取りやすい
- ネイティブ講師は予約が非常に取りにくい、あるいは別料金がかかる
ちなみに管理人てぃーの会社にもネイティブの人はたくさんいますが、人によって話すスピードもリズムも発音も言い回しもバラバラで、中には本当に何を言っているのか分からない人もいます(私の英語力が低いだけといえばそれまでなのですが)。
強いこだわりがあって、どうしてもネイティブと話したいという人でも、最初はフィリピン人講師との会話を繰り返し、ある程度英会話力がついてきてからネイティブ講師の授業に切り替えればよいのではないでしょうか。
(疑問)マンツーマンレッスンとグループレッスンはどっちがいい?
マンツーマンレッスンとグループレッスンは、それぞれメリット・デメリットがあります。
マンツーマン | グループ |
---|---|
・講師が自分一人に合わせてくれる ・たくさん話せる ・費用が高い | ・他の生徒の英語が聞ける ・費用が安い ・自分の話す時間が少ない |
・英会話の初心者・中級者におすすめ | ・ある程度話せる上級者におすすめ |
ただ、ほとんどのオンライン英会話スクールではマンツーマンレッスンしかやっていません。
実店舗通学型の英会話スクールではグループレッスンを行っているところもありますが、通うメリットが見当たらないので おすすめしません。
そのため、まずはオンライン英会話スクールで勉強を始めて、日常英会話が概ねできるレベルになった段階で、グループでのフリートークやディスカッションができる英会話カフェなどに行くというのがいいのではないでしょうか?
ネイティブの話す英語がどうしても理解できない人は...
TOEICの英語や英語の勉強本に付いているCDの音声はだいぶ理解できる、オンライン英会話のフィリピン人の講師の英語も理解できるものの、ネイティブの英語がどうしても理解できないという方は多いと思います。
これは、英語中級者(TOEIC600~900点程度)の誰もがぶつかる壁で、理由はいくつかあると思うのですが、おそらくは、ネイティブの言い回し、スラングを知らないというのが一番の原因だと思います。
以下の記事で、ネイティブの英語が聞き取れない原因を解剖し、英語耳を作るための方法を詳しく解説していますので、是非 ご参考にしていただけたら嬉しいです。
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最後に
この記事では、自己投資として英語の勉強を始める社会人・大学生に向けて、効率的で高コストパフォーマンスの英語勉強法をご紹介しました。
この記事に記載の勉強を1~2年程度続けることは決して簡単ではないですが、やりきれば間違いなく英語力は向上し、目的を達成できると思います。
少しでも皆さんのご参考になれば嬉しいです。
なお、英語ができるようになるだけで残りの人生の可能性はだいぶ広がりますが、それに加えてもう一つ強みがあるとライバルに大きく差をつけることができます。
もし、英語の他に何に自己投資をすべきか悩まれている方がいらっしゃいましたら、『20代・30代は本気で自己投資すべき!』生涯年収で1億円変わります という記事の最後でご紹介している『人口カウンター』という考え方が参考になるかもしれません。
お時間があれば、読んでいただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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